「鬱兔」というペンネームの由来は?鬱兔の最初のペンネームは「鬱」の一文字だけでした。2社目の出版社の編集者から、「鬱」で検索するとうつ病などの結果しか出てこないので2文字以上にしたほうがいいと勧められ、大学時代のあだ名「うさぎ(兔)」を足して、今の「鬱兔」になりました。
※鬱兔による中国語の原文を翻訳したものです。
遅れてきた第1章:ペンネームの由来
はい、こんな基本的な質問を今さら、というみなさんの無言の視線を感じています——なぜ34章目になってこの話をするのか?
よし、今すぐ答えましょう!
忘れてたからです、あははは——(蹴られる)
前回のトークイベントでこの話が出たので、回想録なら記録しておくべきだと思いました。というわけで、遅れてきた第1章です XDD
実は最初のペンネームはもうよく覚えていません。中二病全開か、美しすぎるか、キラキラした飾り記号をつけたものばかり。恥ずかしすぎて、覚えていても言いたくないので、初代は飛ばします!
最初のペンネームは「鬱」だけ
今の「鬱兔」に近い名前まで一気に飛びましょう。
最初は「鬱」の一文字だけでした。大学進学が決まり、新入生オリエンテーションを待つ間に物語を書き始めた頃のことです……
初めての長編を書き始め、1巻分ほど書き上げていました。誰かに読んでほしくて、適当に小説サイトを選んで投稿を始めました。
毎日真面目に更新したのに、1週間たっても閲覧数は一桁。ほかの人は1、2章載せただけで私の何倍も読まれていて、しくしく。
落ち込んで、面白いと思っているのは自分だけなのかと考えました。それで当時人気の投稿サイトのひとつ「冒険者天堂」に戻り、ペンネーム欄に迷わず「鬱」の一文字を入れました。
その後、ネットに載せた作品が出版社に採用されました。そのときもまだ「鬱」だけ(ただ、その出版社は結局そのシリーズを出しませんでした。それはまた別の話)。友人に「そのペンネーム、画数多すぎない?サインどうするの?」と聞かれました。
それを聞いた瞬間の私の気持ち——
しまった!なんで気づかなかった!手が死ぬ!
「……ハンコじゃだめ?」と聞くと、
友人は絶句。「編集に殴られるよ?ネットで読者に叩かれるし……」
「ごめんなさい、私が間違ってました」
こうして自分の手に心から謝ったあと、サインの書き方を研究し、最終的には判読不能な字に落ち着きました。とりあえずのつもりが、なんとなく今まで使い続けています……でも、いつか進化すると信じています(こぶしを握る)
その決意から6年たっても、まったく進化していませんが(顔を覆う)
結局、そのシリーズはその出版社から出なかったので、サイン会の心配はまったくの取り越し苦労でした XD
「兔」を足して「鬱兔」に
では、なぜ今の「鬱兔」になったのか?
2社目の出版社と契約したとき、編集者にペンネームは2文字以上のほうがいいと言われました。私はこのかっこいい(?)一文字の名前を続けたかったんです。一文字ってかっこいいじゃないですか。私を男だと思い込んでいた純粋な子もたくさんいて、自己満足にも最高(大嘘)
編集者:「じゃあ今Googleを開いて『鬱』って入れてみて。わかるから」
半信半疑で検索すると、出てきたのは「うつ病」「躁うつ病」「私ってうつ病?」「彼女ができなくて憂鬱」「鬱って字、書くの難しすぎ」——そんなものばかり。そこで初めて編集者の深い配慮に気づきました。
追伸:さっきググってみたら、最初に出てきたのは教育部の辞典でした。
この字、みんな苦戦してるみたいですね XDDD
というわけで、私も編集者に賛成して、ペンネームを長くすることにしました。
でも何を足せばいいか思いつかず……そこで、たくさんあるあだ名の中で、大学時代になぜか「うさぎ」と呼ばれていたことを思い出しました(あとで友人に聞いたら、無害そうに見えるうえ、コンタクトで目が赤かったからだそうです)。それで「兔」を足して、今の「鬱兔」になりました XD
この名前、けっこう気に入っています。水色のうさぎのイメージで、へへ。だからゲームでは「水藍兔子(水色うさぎ)」というIDをよく使っています。どこかで会っているかも~
でも正直、うさぎより猫のほうが好きです >////<
編集者に「鬱猫」と呼び間違えられたことがあって、憂鬱度が一気に3倍になった気がしました(笑)
* *
あなたのペンネームにも、あなただけの物語がありますか >w<?
よくある質問
鬱兔の編集者によると、一文字のペンネームはネットで検索しにくく、「鬱」で検索するとうつ病などの結果しか出ないため、2文字以上が無難とのことです。
鬱兔の大学時代のあだ名です。無害そうに見えるうえ、コンタクトで目が赤くてうさぎみたいだと友人に言われたそうです。
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著者について
鬱兔は台湾のライトノベル作家・小説家VTuber。業界歴10年以上、紙の商業出版は40冊に上ります。『遺失的情書』で台湾文化部の若手創作助成(2022年度)を受賞。『嘿!聽說妳在鬼島當作家』シリーズでは、台湾で小説家として生きる日々を綴っています。
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