編集者との初対面では、何を話す?鬱兔が担当編集と初めて会ったのは、高雄の同人イベントCWTでした。彼の友人である絵師の絶版作品をもらったほか、契約したのになかなか出ない作品のことや、もっと深く書き直してはという提案について話しました。当時の彼女は商業のために妥協しないと突っぱねましたが、後になってそのアドバイスの価値がわかったのです。
※鬱兔による中国語の原文を翻訳したものです。
高雄のCWTで、編集者との初対面
担当編集と初めて会ったのは、高雄のCWTだったと覚えています。
彼は友人のブースを手伝いに来ていて、時間があれば話しに来ていいよ、と教えてくれました。
初めての編集者との対面!ワクワクが止まりません!
でも当時は少し人見知りだったので、長年の旧友(え?)を引っ張っていって、一緒に会ってもらいました。
私のイメージでは、編集者は細くて薄っぺらくて、鼻に分厚い黒縁メガネをかけていて、風が吹いたらどこかへ飛んでいってしまいそうな人でした。だから77ヌガーチョコ編集を見たときは意外でした。とても大柄に見えたのです。
それが気持ちの問題だったのか、単に私の背が低いからなのかは、もはや確かめようがありません。
余談ですが、そのとき私は580元で買った白黒のレースのカチューシャをつけていました(その日はコスプレの人が多かったので浮いてはいません)。今もクローゼットにあります。いつかロリータ服と合わせて写真を撮ろうと夢見ていましたが、このレベルのカチューシャに合う服は何万元もするロリ服だと気づかず、あきらめました。
値段を覚えているのは、学生だった私には大金だったからです QQ

その年は、すごく背が高くてかっこいい神官コスのお兄さんを見かけました。頭には超精巧な飾りをつけていて、そしてあの胸筋——(ピー)
コホン。それからブースで77編集(略)と会いました。77編集は友人の絵師さんの絶版作品をたくさんくれて、音楽CDまでありました。本当にすごい、全方位型の絵師様です XD
なかなか出ない契約作品の話
それから外を少し歩いて、やはり契約作品の話になりました。
その時点で1年ほど待っていたのに、まだ出版されていませんでした。77編集は、編集長か社内の事情かもしれない、今は社内で人事のもめごとがあって遅れているらしい、と言いました。
そういうことにはあまり関心がありませんでした。深く影響を受けているとはいえ、私にはどうにもできないことですから。気になるのは、自分の作品がいつ出るのかだけ。そこで私はとても中二病っぽく、真剣な顔で「あなたを信じていいですか?」と聞きました。
彼は少しためらってから、うなずきました。
そのあと彼はたばこに火をつけました。20年の人生で、たばこを吸っている人と話したのはたぶん初めてで、けっこう驚きました(あれ?
商業のために作品を書き直すべき?
考えごとをするときはいつもたばこを吸うのだと言い、それから、あの契約作品を書き直す気はないかと聞いてきました。後半は本筋を急いでいて、もっと深く書ける部分があり、そのほうが面白くなるはずだ、と。でもその作品は書き上げて1年たっていて、私は別のシリーズに取りかかっていたので、首を横に振りました。
当時の私は、出版社と契約したのだから今のバージョンで十分だということだと思っていました。それに作品の「自分らしさ」を保ちたくて、まだ商業に妥協したくなかったのです。
その後、そのシリーズが別の出版社から出る前に、折衷案として手直しをし、今のバージョンになりました。
当時はわからなかったプロのアドバイス
当時の私は完全に直感だけで書いていて、プロとは何かがまったくわかっていませんでした。今は彼が話してくれた技法に心から賛成しますが、残念ながら当時はわからず、素直に受け入れられませんでした。
その日どうやって解散したかはあまり覚えていません。覚えているのは、あの神官のお兄さんが本当にかっこよかったことだけ(おい
初めて会った編集者は、とても熱心で親切で、良い作品の書き方を本当によくわかっている人だと感じました。数えきれない作品を読んできた彼は、小説に限らずさまざまな作品を例に指導してくれました。彼のために「ハリー・ポッター」を全巻読み、漫画や小説、映画もたくさん見て、とても勉強になりました XD
商業出版についてはまだまだ書けることがありますが、今日はこのへんで。
よくある質問
鬱兔は心強さのために友人に付き添ってもらい、主に契約作品の進み具合と修正の方向について話しました。聞きたいことを事前に準備し、編集者のプロのアドバイスに素直に耳を傾けましょう。
鬱兔は当時、作品の「自分らしさ」を守るために断りましたが、出版前には折衷案として手直ししました。今振り返ると編集者の技法に賛成しており、当時素直に受け入れられなかったことを後悔しています。
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著者について
鬱兔は台湾のライトノベル作家・小説家VTuber。業界歴10年以上、紙の商業出版は40冊に上ります。『遺失的情書』で台湾文化部の若手創作助成(2022年度)を受賞。『嘿!聽說妳在鬼島當作家』シリーズでは、台湾で小説家として生きる日々を綴っています。
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