『嘿!聽說妳在鬼島當作家』96 地方文学賞の弊害

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《嘿!聽說妳在鬼島當作家》96 地方文學比賽的弊病 文章插圖

※鬱兔による中国語の原文を翻訳したものです。

地方文学賞は応募する価値がある?あります。地方文学賞は応募者が少なめで賞金もかなり高く、多くの文学の才能が腕を磨く場所でもあります。鬱兔は、まず歴代の受賞作を読んで方向性をつかみ、募集要項をしっかり読むことを勧めています。ただ弊害も指摘していて、ほぼ同じ作品の地名だけ変えてあちこちに応募し、賞金を目的とする「賞荒らし」がいるそうです。

地方文学賞の特徴

  皆さんご存じだと思いますが、大衆文学の小説コンテストのほかにも、毎年大小さまざまな地方の賞に応募できます。

  こうした地方のコンテストはたいてい応募者が少なめで、内容も郷土の風俗に寄ったものが多いです。以前は応募者の戸籍が地元にあるか、地元で学んだ経験があるなどの条件があったようで、ライバルは少なく、賞金はかなり高い。コスパがとても良いと言えます。

  今は地元での経験や戸籍の制限がなくなり、地元の風景や設定が関わっていれば応募できるようになっても、応募する人はやはり多くありません。

  より多くの応募を集めるため、締め切りを延長したり、前回より募集期間を長くしたりしていることもあり、どれほど原稿が足りていないかがわかります。

  ふつう同じコンテストでも、学生部門、一般部門、シニア部門などに分かれていて、部門ごとに求められることが違います。詳しくは募集要項に書かれていて、印刷して送るものもあれば、CDに焼くよう求めるものもあります。目を大きく開いて隅々まで読み、必ず守ってくださいね。

地方文学賞に応募するためのアドバイス

  以前ある文学の大家の動画を見て、地方文学賞は多くの文学の才能が「修業」する場所らしいと知りました。文学界の大物の多くが、かつて地方文学賞の常連受賞者だったそうです。

  だからいろいろ挑戦してみることをおすすめします。まず歴代の受賞作の作風を見て方向性をつかみ、それからどんどん応募してみましょう。地方文学の発展にもつながりますし、もちろん受賞できればなおよく、間違いなくプラスになります。

「賞荒らし」の弊害

  ところで、その文学界の先輩によると、審査員の一次選考はかなり速いそうです。なぜなら文章などの基礎力が足りない作品をまず落とすと、最後は「賞荒らし」っぽく見える作品の中から順位をつけることになるからだそうです。

  いわゆる「賞荒らし」とは、ほぼ同じ作品を、おそらく地名だけ変えてあちこちの地方文学賞に応募し、賞金を得ることを目的とする人のこと。以前PTTで暴露されたことがあって、ある人が台湾各地の賞を総なめにしていたのですが、まとめてみると彼の父親は彫刻家に船乗りにといくつもの職業を兼ね、台北に住んだかと思えば桃園、さらには南部にまで住んでいたことに。しかも作品の形式がとても似通っていて、型にはまった傾向がありました。

  その型とは、たとえばある場面から過去を回想し、子ども時代の記憶と伝統的な職業を持つ家族を結びつけて、感情のさざ波を起こし、最後にひと言で悟りをまとめて冒頭と呼応させる、といったものです。

  以前このことを編集者と話したら、彼も苦笑いして首を振っていました。賞荒らしはもはや珍しい話ではないようで、屏東の応募受付窓口の人でさえ「賞荒らしと思われる原稿はできるだけ避けたい」。

  これは地方文学のひとつの弊害なのかもしれません。以前は戸籍などの制限があったのに、今は地元に関係していればいいと条件が緩くなり、さらにみんな地方の賞にあまり関心がないといったさまざまな理由が、「賞荒らし」の横行を助長しているのです。

  地方自治体が毎年根気よく地方文学賞を開いているのは、みんなにもっと文化芸術活動に参加してもらい、地元の記憶を記録したいという善意からです。それをこんなふうに下心のある人に利用されるなんて、本当にやりきれません。

  賞荒らしもひとつの生き方なのかもしれません。何しろ金額は本当に少なくありませんから。

  ただ個人的には賛成できません。やはり資源は正しい人に渡るべきだと思います。でも「賞荒らし」の風潮をどう止めるかは簡単ではありません。何しろ審査は匿名で行われるので、本当に難しいのです。

  皆さんはどう思いますか?

よくある質問

地方文学賞に応募するにはどんな制限がある?

今はほとんどが戸籍や地元での就学経験の制限をなくしていて、作品が地元の風景や設定に関係していれば応募できます。詳しくは募集要項を確認しましょう。

「賞荒らし」とは?

ほぼ同じ作品の地名だけ変えてあちこちの地方文学賞に応募し、賞金を得ることを目的とする人のこと。作品は高度に型にはまっていることが多いです。

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著者について

鬱兔は台湾のライトノベル作家・小説家VTuber。業界歴10年以上、紙の商業出版は40冊に上ります。『遺失的情書』で台湾文化部の若手創作助成(2022年度)を受賞。『嘿!聽說妳在鬼島當作家』シリーズでは、台湾で小説家として生きる日々を綴っています。

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