何日も書けずに詰まってしまったら、どうすればいい?仕事が大好きな鬱兔は、いつもスケジュールをぎっしり詰めていました。ところがある時期、パソコンの前に座るだけで不安になり、娯楽にも気が乗らず、コーヒーで無理やり乗り切ろうとしても効果はありませんでした。思い切って仕事を放り出して外に出ると、何日も詰まっていた展開があっさり解決。脳に休みがないとかえって逆効果で、書けないのは自分に休みをあげなさいというサインなのかもしれない、というのが彼女の結論です。
※鬱兔による中国語の原文を翻訳したものです。
仕事が大好きで、いつも忙しい
私は仕事が大好きです。仕事をしていると、生きている意味を感じられます。
仕事が好きで、しかも好きな仕事をしているので、新しいアイデアが浮かぶたびに、待ちきれずに仕事のスケジュールに詰め込んでしまいます。私には出勤も退勤もなく、疲れたときが休むときです。
ひとつ仕事を終えるたびに、余ったエネルギーをすぐにほかのことに回してしまいます。
だから私はいつも忙しく、いつも終わらない仕事を抱えています。
でもそれを楽しんでいるし、こういう生活にとても満足していますXD
突然何もしたくなくなった
ただ、しばらくそれを続けていたら、突然疲れを感じました――何もしたくない、パソコンの前に座るだけでひどく不安になり、じっとしていることから逃げたいような感覚さえありました。
心の底から湧き上がる拒否感に、何かがおかしいと気づきました。
それなのに私は長期連載を始めるのが大好きで、山積みの仕事を止めるわけにはいかないと思い、無理やりパソコンの前に座り、できる限り仕事に向かい続けました。でもそれはとても効率が悪く、一日中ネットを見て回るだけで、何の仕事もしていないという最悪の状態になることもありました。
状況はどんどん悪化し、さらにひどくなると、ドラマや漫画、音楽といった楽しみにさえ興味がわかなくなりました。全身の細胞がいらいらして何も頭に入らず、パソコンの前に座っていても何ひとつ絞り出せない。ひどいスランプで、ただぼーっと時間を無駄にしているだけでした。
しかも私は、何も生み出していないと、自分がさぼっているように感じてしまうタイプです。
そこでそんなときは、コーヒーを無理やり飲んで勝負を挑みました。集中力が少しは上がると思ったのですが、結果はあまり変わらず、無駄な努力に終わりました。
そんな状態が続くと自己嫌悪がうなぎのぼりになり、同時に自分はもう才能が尽きて何も生み出せないのではないかと怖くなり、一日中気分が沈んでいました。
スランプの解決法:外に出かける
しばらくそれが続いたあと、YouTubeの動画で、人の脳が長いあいだ仕事モードのままで少しも休みがないと、かえって逆効果になるという話を見ました。疲れていると感じるときほど、思いきり遊んで(リラックスして)休む必要があるのだそうです。
だまされたと思って、仕事を放り出して外をぶらぶらしてみたら、不思議なことが起きました。何日も詰まっていた展開が、あっという間に解けたのです。しかもリラックスしてから戻ると、仕事の効率が大幅に上がり、書いたものにも満足できました。
世紀の謎がついに解けました。仕事を詰め込みすぎて、ちゃんと休んでいなかったせいで、全身の細胞がストライキを起こしていたのです!
適度に休んでこそ、ベストな状態を保てる
仕事は良いこと、休むのは時間の無駄だと思っていましたが、どうやら物事は行きすぎると逆効果になるようです。何をするにも柔軟さを持ち、適度にスイッチを入れ直したほうがいい。遠回りに見えても、実は思いがけない近道なのかもしれません。
この経験から皆さんに伝えたいのは、もし仕事で思うようにいかない状態になったら、それは自分に休みをあげなさいというサインかもしれない、ということです。
ベストな状態を保ってこそ、全力で走り続けられます!
よくある質問
鬱兔の経験では、仕事のスケジュールを詰め込みすぎて脳に休みがない状態が続くと、かえって思考が詰まってしまいます。
あまり効果はありません。彼女もコーヒーで乗り切ろうとしましたが、集中力は上がらず、かえって自己嫌悪が増しました。
いったん仕事を置いて外に出かけ、脳を休ませましょう。何日も詰まっていた展開が、散歩のあとで解決しました。
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著者について
鬱兔は台湾のライトノベル作家・小説家VTuber。業界歴10年以上、紙の商業出版は40冊に上ります。『遺失的情書』で台湾文化部の若手創作助成(2022年度)を受賞。『嘿!聽說妳在鬼島當作家』シリーズでは、台湾で小説家として生きる日々を綴っています。

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